住宅ローンが残っていても不動産は売却できる?

住宅ローンが残っていても不動産は売却できる?

結論から言うと、住宅ローンが残っていても不動産の売却をすることは可能です。ただ、原則として、残りの住宅ローンを一括返済して抵当権を外さなければ、金融機関は住宅の売却を認めてくれません。

 

つまり、売却益と貯金などで残りの住宅ローンを一括で返済することが、住宅ローンが残っている状態で不動産の売却をするための必須条件になります。

 

ただ、一般的に中古物件は新築物件と比べて価格がグッと下がることも多く、実際には売却益のみではなく貯金などをプラスして住宅ローンの一括返済を行なっている人が多いようです。

 

 

住宅ローンが残った不動産の売却手順

  1. 売却計画を立てる
  2. 売却査定
  3. 不動産会社と契約を結ぶ
  4. 売却活動を行う
  5. 売買契約締結
  6. 不動産引き渡し(抵当権抹消・所有権移転の手続き)

 

目安としては、不動産会社との契約までに3ヶ月、売却完了までに3ヶ月程度かかるために、売却計画から引き渡しまで半年程度はかかることを想定しておきましょう。物件や不動産会社の力量によってかかる期間は変わってきます。

 

不動産会社を経由せずに自分で売却活動を行うことも可能ですが、時間や手間がかかるため、プロにお願いして効率よく進めることをおすすめします。

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