不動産売却 耐用年数とは?

不動産売却 耐用年数とは?

 

法定耐用年数

耐用年数とは対象資産を使用できる「期間」のことです。

 

減価償却資産は、使用すればするほど物理的に損耗し、価値が下がります。

 

使用開始日から効用喪失日までの期間を耐用年数として、毎年少しずつ経費として処理していきます。これが減価償却と呼ばれるものです。

 

耐用年数が5年の減価償却資産の場合、5年間かけて減価償却費を計上します。金額が同じ資産でも、耐用年数が短ければ毎年の減価償却費はその分多くなり、耐用年数が長ければ少なくなるということです。

 

他に使われている耐用年数

 

物理的耐用年数
物理的耐用年数とは、建物の劣化によって建物を使用できなくなるまでの年数です。材質の品質や構造物の仕組みを維持できる期間です。物理的耐用年数は、使用できなくなるまでの期間なので、使用状況によって変化しやすい不動産の耐用年数を表すことに用いることはほぼありません。

 

経済的耐用年数
経済的耐用年数とは、物の価値がなくなるまでの年数です。物理的耐用年数では物が壊れる年数を表していますが、物が壊れるまでの年数は使用状況や物の性質によって異なります。

 

 

耐用年数はその価値を維持するために補修を行ったりするので同資産であっても耐用年数が異なる場合もあります。

 

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