スレート屋根とは?
スレートとは、セメントを薄い板に加工した屋根材です。
1枚あたりタタミ1畳ほどの大きさで、住宅の屋根には敷き詰めたあと釘や接着剤で固定されて使われます。
スレート屋根は、日本の住宅の屋根材としてはもっとも普及しており、「カラーベスト」「コロニアル」と呼ぶこともあります。
スレート屋根のおすすめポイント
価格が安い
スレート屋根の最大のメリットは、屋根材の価格・メンテナンス費用ともに安価なことです。
そのため、新築時やリフォーム時の費用が安いのがメリットです。
3種の屋根材と、新築・メンテナンス時の費用の比較は以下のとおりです。
- 屋根材の価格:4,200円/u〜
- リフォーム費用:6,000円/u〜
- 塗替え費用:3,700円/u〜
色やデザインが豊富
スレート屋根は、黒・茶・グレーなどの定番色から、ブルーやグリーンなど様々なカラーリングの製品が販売されています。
スレート板の形状や質感も数多くの種類があり、デザインの選択肢が豊富な屋根材といえます。
軽い・耐震性が高い
金属屋根材には一歩劣りますが、スレートは重量が軽い部類の屋根材です。
軽いことで、建物にかかる負担を小さくし、地震で建物が揺れた場合に傷ついたり、倒壊してしまったりする可能性を下げることができます。